2024 年 12月 21日 (土)
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無人機を捕まえるイスラエル「ドローンドーム」、韓国で関心事に

イスラエル・ラファエル社のドローンドーム(ラファエル社提供)(c)news1

北朝鮮の小型無人機が昨年末、ソウル上空に侵入して以降、韓国内外の防衛産業企業で開発中、すでに開発した対応装備に関心が集まっている。

無人機探知・識別システムや、ソフトキル(非物理的)・ハードキル(物理的)などを活用した迎撃システムなどだ。

イスラエル国営防衛企業のラファエル社が作った小型無人機対応システム「ドローンドーム」もその一つだ。ラファエルはイスラエルの防空システム「アイアンドーム」を開発した企業だ。

ドローンドームは小型無人機を探知し、迎撃までできる「オールインワン」システムだ。

アクティブ・フェーズドアレイ・アンテナ (AESA)レーダー4基▽RF(無線周波数)スキャナー▽電子光学・赤外線(EO/IR)センサー▽ジャマー(電波妨害装置)▽レーザー対空兵器▽これらすべてを統合して遠隔コントロールするツール――の6つで構成される。

仮に韓国軍がドローンドームを導入して前方地域に配置・運用すれば、北朝鮮の無人機が軍事境界線(MDL)を越える瞬間から無力化を試みることができるという。

現在、ドローンドームは英国やイタリア、スウェーデンの陸軍と地中海・中東の一部の国で使用されており、シンガポール・チャンギ国際空港にも配備されている。

(c)news1

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