通勤時の渋滞中の道路で、緊急事態に直面した妊婦が、警察と市民の助けで無事に病院にたどりついた。
韓国・ソウル九老(クロ)警察署によると、先月27日、九老区新道林(シンドリム)駅近くの道路にタクシー1台が信号にひっかかり停止した。
タクシーの運転手はすぐに、交通整理していた警察官を急いで呼び、助けを求めた。タクシーに乗っていた妊婦のA氏が血を流していたのだ。
119番に通報したが、通勤時で交通渋滞がひどいため、救急隊の早い到着が見込めない状況だった。このため警察はA氏をパトカーに乗せ、病院に連れて行くことにした。
警察は、緊急時のため一部で逆走しながら病院に向かった。緊急な状況を察知した市民らは、両側に道を開けてパトカーが通過できるようにした。警察の迅速な対処と市民の協力で、A氏は無事に病院に到着したという。
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