2026 年 1月 9日 (金)
ホーム経済流通深夜も開いている「パン屋」…韓国パリバゲットの24時間店舗に行ってみた

深夜も開いている「パン屋」…韓国パリバゲットの24時間店舗に行ってみた

「PBカフェソチョ駅店」(c)news1

深夜でもパンが買える――。韓国の大手ベーカリーチェーン「パリバゲット」が運営を始めた24時間型「ハイブリッド無人店舗」が、都市部を中心に注目されている。実証店舗であるソウル・西大門区の「PBカフェソチョ駅店」と「延新内店」では、深夜帯もパンやケーキを購入する顧客が訪れていた。

12月29日午後11時過ぎ、ソウル地下鉄ソチョ駅近くのPBカフェを訪ねると、店舗入り口にはQR認証式の夜間出入り口が設置され、店内では無人運営が開始されていた。パンの香りが残る店内には数人の利用者が座り、静かな時間を過ごしていた。

この店舗では午後11時から翌朝6時30分まで無人モードに切り替わり、顧客は自分で商品を選び、キオスク(無人注文機)端末でバーコードを読み取ってカード決済する。使い方もシンプルで、初めてでも迷うことは少なかった。

特筆すべきは、深夜にも関わらず商品ラインナップが豊富だった点だ。食パンやピザパンだけでなく、サンドイッチやホールケーキも陳列されており、どれも購入が可能だった。夜中の急なニーズに対応できるよう工夫が施されていた。

パリバゲットによると、夜間には食事代替用のパンや記念日用ケーキを求める客が多いという。

店舗を運営するフランチャイズ加盟店からも肯定的な声が聞かれる。延新内店のオーナーは「最初は無人営業に不安もあったが、システムが整っており安心して運営できる。売り上げも増加し、顧客満足度も高い」と語った。

無人ハイブリッド型店舗は、繁華街など夜間人口の多い地域で特に有効とされている。キオスクさえあれば人手をかけずに営業時間を拡大でき、運営コストを抑えつつ収益を増やすモデルとして注目される。

パリバゲット側は、2026年までにこのハイブリッド型店舗の全国的な拡大を本格化させる。テスト段階で得られた顧客利便性と加盟店の満足度をもとに、効率的な運営体制を築く方針だ。

(c)news1

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