
海外のオンライン通販サイトで販売されている子ども向けの学用品やバッグ、玩具を調査した結果、一部製品から基準値の最大549倍に達する有害物質が検出された。
ソウル市が3月26日に発表したところによると、海外通販サイトで販売中の子ども用製品29点を対象に安全性検査を実施した結果、10点が韓国国内の安全基準に適合しなかった。
検査では、アリエクスプレス(AliExpress)、テム(Temu)、シーイン(SHEIN)で販売されている学用品や衣類、雑貨を対象に、有害化学物質や物理的安全性を重点的に調べた。
その結果、色鉛筆や筆箱、リコーダー、鍵盤ハーモニカなどの学用品から、フタル酸系可塑剤が基準値の最大309.9倍検出された。一部では鉛やカドミウムも基準を超え、鍵盤ハーモニカのケースはpH値も基準外だった。
バッグ製品からもフタル酸系可塑剤や鉛、カドミウムが検出され、鉛筆削りは刃の一部が露出しており、物理的安全基準を満たしていなかった。
特に子ども用キーホルダーでは、鉛が基準値の549倍に達したほか、ステッカーでもフタル酸系可塑剤とカドミウムがそれぞれ最大55.1倍、6.4倍検出された。
ソウル市は今回の結果を受け、不適合と判断した10製品について各プラットフォーム側に販売中止を要請した。
あわせて、海外通販を利用する際には製品が安全基準を満たしているか確認するよう呼びかけた。検査結果は市および電子商取引センターの公式サイトで公開している。
さらに5月には、子ども用の傘や夏物衣料にも対象を広げて検査を進める。
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