ソウル市内のホテルを訪れた会社経営者が不衛生な状態にショックを受け、利用を諦めたことが韓国の自営業者向けオンラインコミュニティ「痛いから社長だ」で話題になっている。
経営者の投稿によると、出張先で急きょ宿泊が必要になり、ホテルを予約した。ソウルの繁華街に位置し、価格帯は平日5万ウォン(約5500円)、週末18万ウォン(約1万9800円)だ。だが、経営者は「衛生状態がひどく、一晩過ごすことも難しいと感じた」と訴えた。
公開された写真を見ると、風呂場の蛇口に汚れがこびりつき、浴槽はヒビ割れていた。また、机はほこりだらけで、天井や壁にはカビが広がり、エアコン周辺の壁紙は黒く変色していた。
経営者はホテル側に抗議したが、オーナーは「このエリアのこの価格帯ではどこも似たようなもの」と反論。「チェックインから40分以上経過しているので返金はできない」と突っぱねた。さらに「不況のためリノベーションできない」と語ったという。
その結果、経営者は既に支払った費用を取り戻すことを諦め、別の施設へ移動することにした。経営者は「どの業種であっても正直さと真心を持って運営すべきだ」とコメントしている。
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