2025 年 8月 8日 (金)
ホーム社会流産した教員に「担任交代を」…韓国・保護者のクレームに非難殺到

流産した教員に「担任交代を」…韓国・保護者のクレームに非難殺到

(c)news1

韓国で教員が流産したことを知った保護者が教育当局に「精神的に大丈夫か」とクレームを入れ、担任の交代を求めているという情報がSNSで拡散し、批判を呼んでいる。この話は最近インスタグラムなどで共有された「保護者による教権侵害の苦情事例集」に掲載された。

投稿によると、教員は40学級ほどある大規模小学校に勤務。妊娠中のため担任は避けたいと学校側に伝えたが、聞き入れられなかった。教員は入学式当日に体調を崩して倒れ、病院に搬送されたが、流産してしまった。

翌日には「流産したから担任が来なかったらしい」という話が保護者の間で流れ、教頭が保護者たち流産の事実を伝達。その数日後、教育庁に「流産した先生の精神状態は大丈夫なのか」「担任を変えてほしい」といった内容の苦情が寄せられた。

一方、教頭はこの教員の病気休暇を認めなかったため、間もなく教員は現場に復帰。児童から「先生のおなかの赤ちゃん、死んだんでしょ」と言われ、大きなショックを受けた。

保護者に電話で事情を尋ねると「うちの子は大人びてるからよく分かっている」「間違ったことは言ってないでしょ。その一言で色眼鏡で見てないですよね」と念押しされたという。

この話を知ったネットユーザーたちは「人としての常識を疑う」「教師の人格を無視している」「教頭の対応もひどすぎる」「病名を公式に公表するなんて」と激しく非難している。

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