ソウル・江南(カンナム)で泥酔して車を運転し、死亡事故を起こしたDJイェソン(23)が「亡くなった方と遺族に与えた痛みを一生胸に抱く」と謝罪した。スポーツ朝鮮がこのほど、獄中から母親に送った手紙の内容を報道した。
イェソンは3日午前4時40分ごろ、ソウル市江南区で飲酒運転をし、バイクに衝突して運転者を死亡させた疑いが持たれている。事故直後、被害者を救護せずに愛犬を抱いていたという目撃談が報じられ、騒ぎが大きくなった。
特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(危険運転致死)の疑いで5日にはソウル中央地裁の令状審査を受け、「逃走の恐れがある」として拘束令状が出た。
イェソンは手紙で「どんな言葉でも私が犯した罪を洗い流せないことを知っている」と反省の意を示し、「事故直後には被害者の方が見当たらず、事故を認知できなかった。犬があまりにうるさくほえるので抱いていた。人命を軽視したのではない」と釈明した。
イェソンは韓国と中国で活動する有名DJ。事故で大きな非難を浴び、SNSを非公開にしている。
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