酒に酔ってタクシーの通行を遮り、通行人に暴行を加えたうえ、出動した警察官に悪態をついた韓国の50代男性が控訴審でも実刑判決を言い渡された。
蔚山地裁はこのほど、財物損壊、暴行、侮辱などの罪に問われたA氏に対する控訴審で、懲役4カ月を宣告した一審判決を破棄し、懲役5カ月を宣告した。
A氏は昨年9月、蔚山で酒に酔った状態でタクシーの前を塞いだ後、タクシー運転手と通行人に暴行するなど乱暴を働いた。さらに駆けつけた警察官にも悪口を言ったとして起訴された。
A氏は同年8月にも泥酔して路上で寝転び、出動した警察官に悪口を吐いた。また、以前にもコンビニエンスストア前の路上で放尿し、駆けつけた警察官が質問すると悪口を放ち、食堂で酒に酔って冷凍庫を倒して破損させたりもした。
検察は一審判決の刑が軽すぎるとして控訴していた。控訴審は「順法意識が微弱で、暴力的性向が強く、再犯の危険性が非常に高い」として懲役5カ月を宣告した。
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