韓国で昨年、低出生の影響により保育園が2000カ所近くも減り、全体で3万カ所を割り込んだことがわかった。
韓国社会保障情報院の「2023年12月保育事業統計」によると、全国の保育所は前年同期比1969カ所減の2万8954カ所だった。
国公立保育園と職場内保育所が微増した半面、家庭内保育所や民間保育所などの減少が目立った。
低出生が続き、保育園は毎年減少。2019年の3万7371カ所と比べると4年間で22.6%に当たる8417カ所が廃業した。
韓国の合計特殊出生率は2022年基準で0.778人。保育園に通う児童数も2022年109万5450人から2023年101万1813人に減り、2024年は100万人以下に落ち込む見通しだ。
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