
韓国のオンラインコミュニティに7日、「大声で泣き叫ぶ子どもの声が長く続くなら、それは児童虐待ではなく“親への虐待”の現場である可能性がある」とする皮肉な投稿が掲載され、子育て中の親たちの共感を呼んでいる。
この投稿に多くのユーザーが自身の経験を共有。ある投稿者は「子どもが外出を嫌がって1時間も泣き叫び続け、汗だくになっている最中、上の階の住人がマンションのグループチャットに『児童虐待ではないか』と書き込んだ」とコメントした。
別のユーザーも「公共の場であれば、それは100%親が虐待されている現場。子どもが自分の要求を通すため、親を屈服させようとしているのだ」と投稿した。
この他「本当にああいうふうに叫ぶ子がいる。親のほうが気が狂いそう」「うちの下の階もまさにそんな状態で何十分も泣き続けるから精神的に参ってしまう」といった体験談や、「おいっ子が泣きわめいたせいで虐待を疑われ、警察が来て姉が泣いた」といった反応も寄せられた。
一方で「本当に虐待されている子どもは、大声で泣いたりできないのが切ない」「子どもが大声で泣いているということは、むしろ親が大変な思いをしている証拠かもしれない」という声もあった。
また「それでも泣き声があまりに激しい場合は一応通報すべきだ。確認して問題なければそれでいいし、本当に虐待なら早急に対処できる」「隣人が関心を持ってくれることは良いこと。最悪の場合、命を救えるかもしれない」といった肯定的な意見もあった。
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