韓国で、気候危機への対応技術を一堂に集めた初めての「気候産業国際博覧会」が25~27日、釜山市(プサンシ)海雲台区(ヘウンデグ)のBEXCOで開かれた。産業通商資源省など12の政府省庁や自治体と大韓商工会議所が主催。カーボンニュートラルやクリーンエネルギーなどの展示館が設けられ、世界トップレベルの技術力を誇る企業もブースを構えた。
特にSK・ポスコ・ロッテなどのカーボンニュートラル館に多くの関心が集中した。SKグループは、イノベーションやエコプラントなどの技術力を展示館に集め、炭素削減のためにSKグループがどのような役割を果たしているのかについて紹介した。
ポスコグループは、中核であるポスコの「環境にやさしい鉄鋼ビジョン」を伝えた。高炉・電気炉工程での炭素削減案とポスコ固有の水素還元製鉄技術を知らせることに主眼を置いた。また、ロッテグループ館は「ネットゼロシティ釜山」の優秀性を示した。
クリーンエネルギー館には最も多くの企業が参加した。ハンファは開発中の「防音壁太陽光モジュール」を初めて公開した。騒音を遮断すると同時に光を吸収して電力を生産する仕組みを紹介した。
斗山エナビリティは、純粋な国内技術で開発される水素タービンの6分の1サイズのモデルを披露した。
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