
交際中の男性の母親と初めて食事したのがきっかけで結婚を断念した韓国の30代女性が4月28日、オンラインコミュニティに体験談を投稿した「交際相手の両親に食事に誘われたら、普通は大人が支払うものでは?」と題し、その日のできごとを詳細につづっている。
交際相手の母親から食事に誘われた女性は、初対面だったこともあり、約15万ウォン(約1万5000円)の食事代を自ら支払った。ところが母親は感謝するでもなく、「なぜあなたが払うのか」と不満げに問いかけるだけだった。
女性は「おいしいものをごちそうしたくて」と答えたが、その母親が「自分が会計をする」という発想自体を持っていなかったことに衝撃を受けた。
数日後、この件を交際相手に相談すると「うちではこれが普通」と返され、無職の母親の生活を息子が支えていることが分かった。両親は離婚しており、彼が実質的な家族の大黒柱なのだという。
女性は両親に支えられた豊かな家庭環境で育ったことから、「結婚すれば私の家の財産が相手方に流れる構図になるのでは」と不安になった。「交際相手はいい人でも、母親が依存してくるなら将来の衝突は避けられない」。こう考えた女性は結婚を断念した。
ネット上では「親の経済力は結婚生活に直結する」「恋愛と結婚は別」といった共感の声が多数寄せられている。
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