今年9月、韓国で続く歴史的な猛暑により、自営業者たちが電気料金の高騰と客足の減少という二重の苦境に直面している。特に、飲食店やカフェなどを運営する多くの自営業者が、9月になっても続く暑さの影響でエアコンを長時間稼働させなければならず、その結果、電気代が大幅に増加している。
ソウル市西大門区(ソデムング)で飲食店を経営する60代の店主は、電気料金が40万ウォン(約4万3000円)から80万ウォン(約8万6000円)に倍増したと語り、「エアコンを10時間以上使わなければならないが、客はほとんど来ない」と嘆いている。同様の苦境は多くの自営業者に共通しており、特に9月に入っても気温が35度を超える日が続いたため、エアコンの使用が避けられない状況である。
韓国の気象庁によると、9月の猛暑はまもなく収まり、今後は全国的に気温が10度ほど低下し、最高気温が25度前後になると予想されている。しかし、自営業者たちは、次の電気料金請求書が届くまで不安が続くと心配している。
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