韓国のオープンマーケット(個人・事業者らが商品を販売できるオンラインショッピングモール)で、生きた犬が商品として出品され、物議を醸している。複数のオンラインコミュニティに9日、商品ページのスクリーンショットが共有され、関心が集まった。
該当のページでは生後1~45日の犬を11万8200ウォン(1ウォン=約0.11円)、45日~12カ月の犬を13万9200ウォン、中大型犬を15万1200ウォンで販売。また、ペットを運送箱に入れ、宅配便で配送すると説明していた。
商品の説明が機械翻訳のように不自然な点から、外国のショッピングサイトから自動的に転載した可能性が指摘されている。あるネットユーザーは「中国のショッピングモールからプログラムで商品を大量に取り込んでいるようだ」と推測した。
オープンマーケットの利用者からは「動物を商品として箱に入れて売るのは許されない」との批判が相次ぎ、サイト上の商品はすでに削除された。
なお、韓国では今年4月から動物保護法が施行されており、動物の輸送には適切な処置が必要。違反した場合には500万ウォン以下の罰金が科される。
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