韓国で、単身世帯の増加、高齢化、新型コロナウイルスによる在宅勤務の日常化など社会環境の変化に伴い、ペットを飼う世帯が増えている。
2010年で461万匹だった韓国のペット犬の数は、2019年には598万匹と約1.3倍増加。同期間、ペット猫は63万匹から258万匹と約4倍に増えた。
ペットを人間並みに扱うペットヒューマナイゼーション文化の普及に伴い、ペットフードが高級化しており、ペットの種類や健康と栄養管理を考慮した機能性ペットフードの特許出願が増えている。
特許庁によると、ペットフード全体の特許出願が2011年から2020年まで年平均10%増加し、継続的に増加している。特に機能性ペットフードは年平均37%も増加している。
ペット種類は犬猫が70%、昆虫17%、水中生物3%の順。犬猫の割合は犬64%、猫36%だ。
機能別では免疫改善が28%、肥満防止25%、嗜好性増進11%、悪臭防止11%、栄養補充10%、健康維持8%、被毛健康改善6%、腸機能改善3%を占めた。
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