ソウル・梨泰院(イテウォン)で10月29日発生した雑踏事故の犠牲者を悼む市民焼香所が14日午後、梨泰院広場に設置され、市民の献花と参拝が始まった。焼香所は四十九日となる16日まで設けられる。
焼香所は「10・29梨泰院惨事遺族協議会」(協議会)と「10・29梨泰院惨事市民対策会議」(対策委)が設置した。
犠牲者158人のうち、遺族が公開に同意した76人について遺影が安置された。17人の遺族は名前だけの公開に同意した。5人は名前、顔いずれも公開に同意しなかった。対策委側は、犠牲者60人の遺族については「意思を確認できなかった」としている。
対策委の関係者は「確認が取れ次第、焼香所に遺影と位牌を追加する可能性がある」と説明している。
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