ソウル・梨泰院(イテウォン)雑踏事故から1週間となった5日、ソウルで犠牲者を哀悼するろうそくの灯がともされた。国家哀悼期間最終日のこの日、主催側推算約8万人の市民がろうそくを持って街に出た。
ソウル市庁前では同日午後5時から集会が開かれた。当初、光化門広場で集会を開こうとしたが、ソウル市が不許可とした。主催者側は▽原因分析▽責任究明▽責任者処罰――の3つを政府に要求した。
セウォル号事故(2014年)で子供を亡くした遺族も参加。「今回の惨事の犠牲者と遺族に言いたいことがある。皆さんのせいではない。なぜ再びこのような惨事が発生したのか。断言するが、責任者の処罰が足りなかったため」と述べた。
一部の参加者はろうそくと手札を持ち上げ、「ユン・ソンニョル(尹錫悦)は退陣せよ」などのスローガンを叫んだ。
同日の追慕集会はほかにも京畿道水原、全北群山・扶安、光州、大邱、釜山、江原道春川、済州など8地域でも開かれた。
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