韓国の保守系最大野党「国民の力」のイ・ジュンソク(李俊錫)代表は、政権引き継ぎ委員会のアン・チョルス(安哲秀)委員長と自身の間柄を、米著名アニメ「トムとジェリー」に例えた。
猫のトムとネズミのジェリーのように、何だかんだ言い争うけれども、いつも笑いを誘いながらハッピーエンドで決着をつける――。この繰り返しであり、背を向けるような間柄ではない、というわけだ。
イ代表は11日夜、MBCラジオ「ピョ・チャンウォンのニュースハイキック」に出演。司会者が「否定するだろうが、アン・チョルス委員長とイ・ジュンソク代表は、国民の多くは2人は対立関係にあると考えている」と尋ねると、イ代表は「それは訂正しなければならない。対立関係ではなく、トムとジェリーの関係と似ている」と述べた。
また、「アン委員長とは用事があればたまに電話する。党の合流について話し合う時も電話をする」と、コミュニケーションを図っていることを強調した。
アン委員長は最近、イ代表から地方選対策委員長の就任を要請されたものの、「机の上で仕事をするのは嫌だ」と断った経緯がある。この点について、イ代表は「後でまた話し合って、お願いしなくてはと思っている」と述べた。礼を尽くして迎えるとし、アン委員長を引き続き頼りにしている述べた。
最後に「トムとジェリーは、終わる時にはハッピーエンドだから心配しないで。うまくいくでしょう」と自信を示した。
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