韓国のパク・クネ(朴槿恵)前大統領の妹であるパク・クンリョン(朴槿令)氏が大統領選出馬を宣言した。
パク・クンリョン氏は故パク・チョンヒ(朴正煕)元大統領の次女で、青少年を支援する財団の元理事長。
21日にソウルで記者会見を開き、次期大統領選挙に新党の「新韓半島党」から出馬する意向を明らかにしたうえ、「今の政界と大統領選候補たちは、北朝鮮の核危機と国民統合の根本的な解決策には目もくれず、ひたすら権力獲得にだけ没頭している」と批判した。
また「過去の古い理念と人物中心による地域、派閥政治を清算し、社会体系と政策中心の秩序へと画期的に転換する。今の大韓民国の政治制度と宗教的価値を新しい枠組みに変えるパラダイム再創造と国民意識の先進化が必要だ」と訴えた。主な公約として▽新たな価値観の創出▽分権型大統領制▽所得不平等の解消▽主要分野の50%公営化――などを掲げた。
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