2025 年 4月 13日 (日)
ホームエンターテインメント“未成年と大人の関係”を許さない…韓国で広がる新たな法改正の動き

“未成年と大人の関係”を許さない…韓国で広がる新たな法改正の動き

インスタグラムキャプチャー(c)NEWSIS

韓国で、未成年者に対する性犯罪の法的保護年齢を引き上げ、処罰を強化するよう求めるいわゆる「キム・スヒョン防止法」の国民請願が、5万人以上の同意を獲得し、国会での審議に進むことが決まった。

国会電子請願サイトに掲載された「未成年者に対する擬似強姦(法定強姦)年齢引き上げおよび処罰強化法案」は、4月7日午後8時30分時点で5万1816人の同意署名を集めた。これは国会常任委員会に付託される基準となる「30日以内に5万人」の条件を満たしたことになる。

請願を提出した市民は、3月末に「キム・スヒョン防止法に関する請願」というタイトルで国会に投稿。そこで、俳優キム・スヒョン氏が成人時代に未成年だった女優キム・セロンさん(故人)と不適切な関係を持ったとされる「グルーミング性犯罪」疑惑が明るみに出たことを強く批判した。

この市民は「現行法では13歳以上16歳未満の未成年しか法定強姦罪の対象とされず、18歳未満を保護対象とする民法上の“未成年”定義と乖離している」「キム・セロンさんのように若年期から騙され、操作され、人生を破滅させられた少女たちを救うためにも、法的保護年齢を引き上げるべきだ」と訴えた。

請願では▽法定強姦罪の保護対象年齢を「13歳以上16歳未満」から「13歳以上19歳未満」に引き上げる▽処罰水準を強化し、「わいせつ行為は2年以上の懲役」「強姦は5年以上の懲役」とする――の法改正を求めている。

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