韓国海洋水産省は6日、昨年の国内漁業総生産量が375万6000トンで前年比1.2%増えたと発表した。
近海での漁業生産量は94万1000トンで、2020年に比べ1%増。サバは2020年より57.3%増の12万2000トンが水揚げされた。イカは7.5%増の6万1000トン、ワタリガニは27.8%増の2万トンだった。
サバは対馬暖流の勢力強化で、主な漁場である黄海南部、済州島周辺海域に回遊する資源量が大きく増えた。
ワタリガニは2020年夏の長い梅雨で降水量が増え、栄養塩類、プランクトンなどの餌生物が多くなるなど、生育条件が大きく改善された。
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