韓国で新型コロナウイルス感染が本格的に拡散した2020年2月以後で、最も多くの観客を動員した映画は「スパイダーマン:ノーウェイホーム」だった。
上映中の「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の観客が増加傾向にあり、「エターナルズ」「ブラック・ウィドウ」など終映した映画の中でもマーブルのヒーロー物が少なくない。
新型コロナ時代、マーブルの英雄たちの圧倒的なチケットパワーが証明されたわけだ。
映画振興委員会の映画館入場券統合電算網によると、昨年12月のクリスマス特需を狙って公開した「スパイダーマン:ノーウェイホーム」は755万人もの観客を動員した。当時、新型コロナの感染者が急増していたことを考えれば驚くべき観客数だ。
2位は新型コロナ感染症拡散直前の2020年1月に封切りした「南山(ナムサン)の部長たち」だ。期待作だったが、その年の2月に新型コロナ感染拡散で打撃を受け、観客は475万人だった。3位は2020年8月に封切りした「ただ悪より救いたまえ」で、435万人を動員した。
現在4位は今月4日に封切りした「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」だ。まだ上映期間が残っており、人気を集めているため今後さらに多くの観客を集めるものと見られる。
5位はカン・ドンウォン主演の「新感染半島 ファイナル・ステージ」(2020年7月公開、381万人)、6位はキム・ユンシク、チョ・インソン主演の「モガディシュ 脱出までの14日間」(2021年7月公開、361万人)だ。
7位と8位はいずれも「マーブルヒーロー」だった。7位はマ・ドンソクが出演した「エターナルズ」(305万人)、8位にはブラック・ウィドウの初ソロ映画「ブラック・ウィドウ」(296万人)が名を連ねた。
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