韓国大統領選挙の開票を取材していたJTBCの取材陣が、YouTuberの行動によって負傷したとして、韓国映像記者協会と韓国記者協会JTBC支会が警察の捜査を求めた。
韓国映像記者協会と韓国記者協会JTBC支会は10日発表した共同声明で「選挙取材映像記者に対する暴力行為は言論の自由に対する暴圧であり民主主義に対するテロ」と指摘。「警察は3.9富平(プピョン)JTBC取材陣暴行事件を直ちに捜査し、言論の自由の破壊犯を処罰せよ」と求めた。
同協会などによると、大統領選のあった9日、富平区のサムサン体育館の投票所前で、一部の保守系YouTuberが「投票箱の移送過程で投票箱が入れ替わった」と主張し、選挙管理委員会の投票箱移送を阻止した。これを取材していたJTBC映像記者とオーディオマンが投票箱の移動を阻止していたYouTuberにカメラを引っ張られ、倒れて負傷したり装備を破損したりする事態が発生した。
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