2026 年 1月 29日 (木)
ホームエンターテインメントウェブトゥーン映像化で再注目…韓国NAVER原作コンテンツが作る“ファンダム連鎖”

映像化で再注目…韓国NAVER原作コンテンツが作る“ファンダム連鎖”

ウェブトゥーン提供(c)news1

韓国ネイバー(NAVER)ウェブトゥーンやウェブ小説を原作とする映像コンテンツが、近年“ヒット保証”として存在感を高め、お茶の間を席巻している。ドラマの成功が原作への流入を生み、源泉となる知的財産(IP)が関連コンテンツ全体の消費を押し上げる好循環が生まれている。

IT業界によると、NAVER SERIESのウェブ小説『判事イ・ハニョン』は、同名ドラマ(日本での配信タイトルは『二度目の裁判』)の公開後2週間でダウンロード数が147倍に急増した。

同作はNAVER SERIESのウェブ小説を原作に、NAVER WEBTOONでの漫画化へと展開した代表的なIP拡張事例だ。ドラマ『判事イ・ハニョン』は今月2日に初公開され、6話で全国視聴率11%(ニールセン・コリア基準)を記録し、自己最高を更新した。

その結果、2日から15日までのウェブ小説ダウンロード数は、ドラマのティザー公開前(昨年11月20日~12月3日)に比べて大幅に増加。NAVER WEBTOONで連載中の同名ウェブトゥーンも、同期間に閲覧数が20倍以上に伸び、作品全体が再び注目を集めている。

これを受け、NAVER WEBTOONは原作ウェブ小説・ウェブトゥーンへの流入を促すイベントを同時に展開。NAVER SERIESでは、ウェブ小説『判事イ・ハニョン』の無料提供話数を50話まで拡大するイベントを29日まで実施している。あわせて、ウェブトゥーン・ウェブ小説を毎晩10時に1話ずつ無料で楽しめる利用券も配布中だ。

単一のIPを軸に多様なコンテンツを再生産し、利用者を呼び込む戦略は、近年の映像市場を主導している。

ウェブ小説原作のNAVER WEBTOON『スプリング・フィーバー』を基にした同名ドラマも、ウェブトゥーンの人気を引き継いだ。ドラマ公開日の1月5日以降2週間で、ウェブトゥーンの閲覧数はティザー公開前(昨年11月17~30日)比で10倍に増加した。

ウェブトゥーンとドラマを同時に狙う戦略も見られる。1月3日に初放送されたドラマ『ウンエハヌン・トジョンニマ』は、公開1週間前にNAVER WEBTOONで先行配信された。ドラマ第5話が視聴率7%(ニールセン・コリア基準)を記録し、Netflixのトップ10シリーズにランクインすると、ウェブトゥーンもファンを集めて関心が高まっている。

ウェブトゥーン・ウェブ小説を映像化した作品が放送と同時に人気を得て原作流入を伸ばす背景には、原作の強固なファンダムがある。

韓国コンテンツ振興院の「2025年コンテンツIP取引現況調査」によると、原作ベースの再創作コンテンツを選ぶ理由として、「原作との違いが気になる」(38.4%)、「原作へのファン心理」(34.6%)が1・2位を占めた。

(c)news1

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