2024 年 11月 26日 (火)
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旧正月前後、北朝鮮の挑発の可能性? 軍「注視」

北朝鮮の短距離弾道ミサイル(朝鮮中央テレビキャプチャー)©news1

韓国軍当局が、旧正月連休前後に北朝鮮が追加で挑発する可能性に備えている。合同参謀本部関係者は24日、北朝鮮の追加挑発の可能性などについて「韓米(米韓)情報当局は緊密に協調して、関連動向を注視している」と明らかにする一方で「現時点では特に説明できるものはない」と述べた。

米韓軍当局は主要偵察・監視資産を動員して北朝鮮内の特異動向を綿密に調べているという。

北朝鮮は今月5日と11日、14日、17日と4回にわたって計6発の弾道ミサイルを発射した。北朝鮮の弾道ミサイル発射は国連安保理決議違反だ。

米国が北朝鮮に対する独自制裁措置を取ると、北朝鮮は19日、キム・ジョンウン(金正恩)総書記主宰の朝鮮労働党中央委員会政治局会議で、核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験再開の可能性を示唆した。

特に北朝鮮は来月16日、キム総書記の父、故キム・ジョンイル(金正日)氏の誕生日を控えており、これを機に一定水準の武力示威に乗り出す可能性があるという見方が出ている。一方で、北朝鮮の主要友好国である中国で2月4~20日に北京冬季五輪が開催されるため「五輪期間は避けようとする」という観測とともに「短距離弾道ミサイルぐらいは中国の顔色をうかがうことなく発射できる」という見方もある。

©news1

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