日本の植民地からの解放記念日「光復節」(15日)に、韓国慶尚北道漆谷郡にあるマンションで、90%以上の世帯が太極旗を掲げたことが話題となっている。
光復節の前日、漆谷郡にあるマンションでは、192世帯中176世帯、つまり91.7%が太極旗を掲げた。この数字は、連休を利用して旅行に出かけたり、引っ越しなどで家を空けていたりする世帯を除けば、実質的にすべての世帯が参加したことを意味する。
漆谷郡は光復節に先立ち、主要な通りに太極旗を掲げ、集落ごとに太極旗を掲揚するよう呼びかけていた。これを受け、このマンションのリーダー(60歳・女性)は、各家庭を訪問し、光復節に太極旗を掲げるよう提案した。リーダーは「すべての世帯が笑顔で応じてくれた」と語った。
漆谷郡幹部は「朝鮮戦争という国難の中で、韓国を守った護国の都市に住む子孫として、積極的に太極旗掲揚に参加してくれた郡民に感謝している」と述べた。
このマンションは、朝鮮戦争中に北朝鮮軍の南進を阻止するために爆破された「護国の橋」や、国を守るために命を捧げた先祖たちを祀る「愛国の丘」の近くに位置する。
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