2024 年 12月 23日 (月)
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日本コンビニと韓国公社のキムチ表記「間違いではないが、こうせよ」韓国学者、また目くじら

ソ・ギョンドク教授のインスタグラムキャプチャー(c)NEWSIS

セブンイレブン・ジャパンが韓国観光公社とコラボしてつくった商品「キムチ3種」に「Kimchi with Chinese Cabbage」との表記がある。間違いではないが、韓国では「キムチ用白菜(Kimchi Cabbage)」が正しい――韓国・誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授がこう指摘し、話題になっている。

ソ・ギョンドク氏によると、セブンイレブンと公社はこのほど、韓国の食品をセブンイレブンで販売するイベント「韓国美食博覧会」を開催した。その時、白菜キムチ、キュウリキムチ、山芋キムチの入った商品が販売され、ステッカーに原材料として「Kimchi with Chinese Cabbage」と表記された。

ソ・ギョンドク氏は「白菜の英語表記が『Chinese Cabbage』なので間違った表現ではないが、『キムチ用白菜(Kimchi Cabbage)』と表記していたら、もっと良かった」と指摘している。

国際食品規格委員会(CODEX)は「キムチ用白菜」の正式名称として「Kimchi Cabbage」を認めている。国際食品での分類上、「Chinese Cabbage」に属していた韓国産白菜は2013年に「Kimchi Cabbage」に分離登録された。

ソ・ギョンドク氏は「公共機関が先頭に立ってキムチの正しい表記のために、さらなる努力してくれることを願う」としている。

観光公社関係者は「イベントでは、キムパプ(のり巻き)など日本に類似した食べ物があっても、韓国語表記にするよう努力した。セブンイレブン側がキムチ製品を説明するステッカーを外国語表記法に従って製作したことを、あとで知った」と釈明している。

(c)NEWSIS

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