子どもが3人もいる既婚男性であることを隠したまま、女性2人と結婚を前提に付き合い、計1億6880万ウォン(約1860万円)をだまし取ったとして詐欺罪に問われた韓国の男性(40)の控訴審判決が先月26日、韓国江原道春川(カンウォンド・チュンチョン)の裁判所で言い渡された。裁判所は懲役1年4月を言い渡した。
判決によると、男性は2016年4月、結婚を前提に交際していた女性に「35万ウォン貸してくれ。月給が出れば返す」と詐取したのをはじめ、2017年12月までに計7回にわたり計3520万ウォンをだまし取った。
さらに、男性は同じ女性に「クレジットカードを貸してくれ。決済代金は返済する」と申し述べ、女性のクレジットカードで2年余りの間に851回にわたり計約6660万ウォンを決済したのに、代金を支払わなかった。
男性はまた別の女性とも結婚を前提に交際し、同じ手口で2018年6月から約2年間で計6700万ウォンをだまし取った。
男性は既婚者で子ども3人の父親で、女性2人とは結婚する意思はなかった。
判決は「離婚したふりをして女性を欺き、その感情を利用して相当な金を横取りした。罪質が悪い」と断じた。
1審は懲役1年6月で、双方が控訴していた。
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