
韓国で癒やしを目的とした旅行から、挑戦・競争を伴う「ドーパミン・ツアー」へと旅行スタイルが変化している。観光客が競技者のように順位や記録に挑む「趣味のリーグ化」が進み、スポーツと休暇を融合させた「スポーツケーション」が注目されている。
済州島の「9.81パーク」では、重力加速度のみで走行するレーシング体験が人気。0.001秒単位のタイム測定により競争性が高まり、リピート率も向上。成績に応じたライセンス制度や全国大会も実施されており、旅行と競技が融合した新しい観光モデルとなっている。
登山でも同様の動きがみられ、ブラックヤクの「名山100チャレンジ」や自治体のスタンプラリーでは、アプリで登頂記録を残しながら全国の名山を巡る。達成感を得られる仕組みが参加者のモチベーションを高め、地方都市への誘客にもつながっている。鬱陵島では、完歩証の導入後、若年層の登山客が増加した。
ランニングイベントも進化中だ。龍仁の「エバーランド・スピードウェイ」では、国際サーキットを走る体験型イベントが開催され、7000人が参加。ドリフト体験などレジャー要素も加え、スポーツ観光の幅を広げている。
済州では「ポケモンラン」が実施され、4000人以上が参加。知的財産とのコラボや競技形式の導入が奏功し、訪問者数と消費支出が前年より大幅に増加。競争を取り入れた観光の新潮流が、地域経済にも好影響を与えている。
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