
「新婚の家を私に相談もなく勝手に決めた婚約者と義実家」。こんなタイトルの投稿が4日、韓国のオンラインコミュニティに掲載された。そこには、結婚を控えた女性が、新居を巡って婚約者と口論になったエピソードが記されている。
「人生で最も幸せな時期のはずなのに結婚すべきか疑問に思っている。準備の過程で婚約者と義家族が私を完全に無視していると感じる。私は彼らの決定に従うだけの存在として扱われていると感じてストレスが溜まっていった」
女性はこうつづっている。決定的な出来事は、新婚の住まいという重大な決定を義両親が勝手に進めてしまったこと。この際、婚約者と次のようなやり取りをしている。
婚約者「うちの両親が新居の伝貰(チョンセ=韓国独自の賃貸制度)契約を済ませた」
女性「私の結婚なのに? 私の人生なのに? 私の同意もなく新婚の家を決めたの?」
婚約者「両親が好条件で契約してくれたのに何が不満なんだ?」
新居の場所にも問題があった。婚約者の職場や義実家には近いが、女性の職場からは遠くなった。
それで口論になり、婚約者の次の言葉にカチンときた。
「適当に仕事を続けて、そのうち子どもができたら辞めることもあるんじゃない? だったら職場に近い必要なんてないだろ」
結婚しても仕事を続けるつもりなのに、そんなこと一度も聞かれたことがなかった。勝手に未来を決めつけられるなんておかしくない? この結婚をしたら、私はずっと無視され続ける人生になる気がする。考え直すべきか?――女性はネットユーザーらにこう問いかけた。
ネットユーザーからは「義両親が勝手に決めて夫が何も言えないのか。それとも夫自身の考えなのか、気になる」「新居をどうするか2人で選ぶのが楽しいのに、家族だけで決めるなんて」といった反応が寄せられた。
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