韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)次期大統領が業務を始める「龍山(ヨンサン)大統領執務室」の新名称応募作が1万件を突破した。ユン次期大統領は海外メディアとのインタビューで「ピープルズハウス(People’s House)」という仮称を使用し、韓国史に記録される新大統領府の名前に関心が集まっている。
政権引き継ぎ委員会によると、26日午後7時基準で「大統領執務室名称国民公募」に応募されたアイデアは1万220件を記録した。今月15日に国民公募を初めて以来11日で、1日平均約1000人の国民が応募作を提出したことになる。
引き継ぎ委は大統領就任式5日後の5月15日まで公募した後、「国民審査委員会」を構成し、最終名称を選定する。審査委には国語学者や歴史学者などが参加するものと見られる。6月初めに新しい名称が確定する。
大統領執務室は、韓国政治の中心であり最高権力の心臓部を意味するという点で、名前は重い。韓国をはじめ世界各国ごとに国家元首執務室は該当建物の形、歴史的象徴、国家のアイデンティティを多角的に考慮して名称がつけられている。
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