
韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の妻、キム・ゴニ(金建希)氏は10日、初の公式行事で「ブラック」と「ホワイト」カラーで統一した2種類のツーピースファッションを披露した。肩まで伸びた髪に軽くウェーブを加え、前髪を少し下ろしていた。
席上で披露した「ブラック&ホワイト」ファッションに対して「全て小商工人自営業者から購入したもの」と明らかにした。
話題になったファッションと関連してキム・ゴニ氏側関係者はNEWSISの取材に「キム・ゴニ氏が今後、公式席上で着る服は、すべて自費で準備するだろう」と強調した。大統領の配偶者に関して、時に浮上する「服価格論議」を意識したものと見られる。また、小商工業者を奨励するという趣旨を強調したうえ、「顕忠院と就任式の時に着た衣装のすべては小商工の自営業者から安い価格で購入した」という。

キム・ゴニ氏は同日午前9時52分ごろ、腰のラインが強調された黒いジャケットとスカートを合わせたスーツ姿でソウル・瑞草洞の自宅を出た。
足元の黒のパンプスは、先が尖り、3センチほどの高さだった。ジャケットの中には、宝石が一つだけ飾られたネックレスを着用し、ジャケットのネックラインの間から少し見えるようにされていた。
顕忠院参拝当時、キム・ゴニ氏が着用していたのは仏ブランド「ディオール(Dior)」の高級ジャケットではないかとの推測もあったが、キム・ゴニ氏側はこれを否定。関係者はNEWSISの取材に、価格について確認していないとしながらも、キム・ゴニ氏の「ブランド品を着る必要があらば、私費で購入している」という過去のインタビューの内容を強調した。

キム・ゴニ氏は午前11時から開かれた就任式では、真っ白なツーピースルックを披露した。
大きなリボンでウエストラインを合わせるベルテッドジャケットに、Aラインに広がるミディスカートを合わせて着用した。靴もホワイトパンプスのヒール。頭からつま先まで華やかな「オールホワイト」ファッションを演出した。キム・ゴニ氏が着たジャケットのベルトストラップは、韓服チョゴリを連想させるという評価もあった。
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