韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領の国政運営に対する支持率が40%台を維持しているという世論調査結果が18日、明らかになった。ムン大統領に対する否定的な評価は60歳以上より20代で高い。
news1が世論調査専門会社エムブレインパブリックに依頼し、今月16~17日、全国の満18歳以上の1000人を対象に調査した。
ムン大統領の国政運営に肯定的評価は「非常によくやっている」(12.4%)と「よくやっている」(29.5%)を合わせて41.9%で、否定的評価(「間違っている」25.2%+「非常に間違っている」30.2%)は55.5%だった。「よくわからない」は2.7%だった。
年齢別では、20代で「肯定的な評価」が30.6%にとどまる一方、「否定的な評価」は67.6%と高かった。30代(肯定38.2%、否定59.9%)と60歳以上(肯定37.4%、否定58.6%)でも否定的評価が多かった。50代では肯定的評価(49.5%)と否定的評価(47.8%)がほぼ同じで、40代では肯定的評価が54.7%で否定的評価(43.2%)を上回った。
地域別でみると、肯定的な評価が優勢だったのは光州・全羅(66.0%)と済州・江原道(48.3%)だけ。他は否定的な評価が多かった。特に、ソウルは肯定的評価(34.1%)と否定的評価(63.3%)、「野党の票田」に分類される大邱/慶尚北道(肯定34.4%、否定63.3)だった。
政党支持率は「国民の力」(36.2%)、「共に民主党」(35.0%)、「国民の党」(6.7%)、「正義党」(3.2%)の順だった。「支持政党がないか、よくわからない」という態度留保は16.4%だった。
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