
ソウル高裁春川(チュンチョン)裁判部はこのほど、動物保護法違反の罪で起訴された被告の女性(25)について、懲役1年、執行猶予2年の1審判決を破棄し、懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。
判決によると、被告は2021年1月から2022年12月末まで、春川市内の自宅で捨て犬8匹を常習的に虐待し、うち1匹を殺した。
被告は犬の汚物を片付けず、餌を与えないばかりか、1匹については川に繰り返し投げ込むなどして殺害した。
「数時間前に養子にしたばかりの子犬が死んだ」という言葉を不審に思った捨て犬保護の関係者が告発。警察は周辺の防犯カメラ映像や住民への聞き込みで容疑を裏付けた。
押収された被告の携帯電話には、子犬を殺した際の様子や他の子犬を虐待する場面の映像が保存されていた。
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