携帯電話を見ながら運転し、衝突死亡事故を引き起こして交通事故処理特例法違反(致死)の罪に問われた50代運転手に、韓国・清州地裁は2日、禁固3年、執行猶予5年を言い渡した。
運転手は昨年10月21日、忠清北道のトンネル内でワゴン車に衝突、ワゴン車の乗客11人の4人が死亡、7人が負傷した。
警察の調べに対し、運転手は「携帯メールを確認するため、しばらく携帯電話を見ていた。その間に事故が起きた」と供述したという。
地裁は「前方注視義務違反で4人も死亡に至らせる重大な事故を発生させた」と非難しながらも「遺族との話し合いも済み、前科がない」などの理由で執行猶予をつけた。
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