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韓国警察当局は、接触事故を装い保険金をだまし取ったとして保険詐欺防止特別法違反の疑いで外車オーナーの男性(39)と保険会社の社員ら10人を在宅で送検した。
調べによると、オーナーらは6月7日午後、光州(クァンジュ)市南区楊林洞(ヤンニムドン)の病院駐車場で、男性の外車の助手席側ドアにレンタカーを衝突させるなどして事故を偽装したのをはじめ、昨年10月から9カ月間に6回にわたり車両修理費名目で保険会社から計9000万ウォン(約990万円)をだまし取った疑いが持たれている。
男性は保険会社の緊急出動運転手をしており、保険の知識を詐欺に悪用していた。外車の事故なら最大2000万ウォン(約220万円)の修理費が出るとみて犯行を繰り返していたという。
ほかに保険会社の職員4人が加担していたとみられ、男性は手数料として400万~600万ウォン(約44万~66万円)を渡していた。
警察は男性らが保険金を詐取しているという情報を入手して内偵に着手した。通話内容の分析やブラックボックスに残されていた事故状況などから男性の容疑を固めた。
男性はだまし取った金を「生活費や遊興費に使っていた」と供述しているという。
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