
手術着を着た医師が地下鉄の妊婦専用座席に座っている姿が韓国のネット上に公開され、批判が相次いだ。
医師専用のオンラインコミュニティに9月4日投稿された写真には、手術着姿の男性が足を組み、スマートフォンを見ながら妊婦席に座っている様子が写っていた。隣の席には誰かのカバンが置かれていた。
写真を見た医師らからは「医師として恥ずかしい」「手術着に血や汚れが付いたまま座席に触れるのは不衛生だ」といった批判が続出した。一方で「そこまで非難することか」「必須医療の現場にいる医師は少し理解してやるべきだ」と擁護する声も一部あった。
ある医師は「健康な男性が妊婦席に座るのは医師全体の恥だ」と断じ、「かばう必要はない」と主張した。
一般のネットユーザーからも「非常識だ」「医師ということを誇示しているのか」「他の医師に迷惑をかけるな」「妊婦席には座らず空けておくべきだ」「妊婦が来ても声をかけにくい時代だ」といった批判が寄せられた。
投稿が拡散する中、この男性が京畿道にある総合病院勤務の医師だと伝わり、一時的にその病院のホームページがアクセス集中で麻痺する事態にまで発展した。
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