
韓国の20代後半の女性がオンラインコミュニティに、いつも自宅で心のこもった手料理を振る舞っているのに、彼から「食事をおごってくれない」と言われたというエピソードをつづり、同情を集めている。
彼は30代前半で、平日は仕事ですれ違いが多いので週末にデートすることが多い。外で会うときは食事代は彼氏が、カフェや映画代は割り勘か女性が持つ。女性は自宅で会う時は、パスタや海産物、時にはステーキ用の牛肉まで購入し、彼の好みに合わせて献立を準備している。高い時は10万ウォン(約1万円)を超えることもある。
ある日、手作りのタッカリタン(鶏の辛口煮込み)を振る舞い、ソファでくつろぎながら食後のフルーツを食べていた。その時、彼が不意に「ところでさ、君ってなんで一度もご飯おごってくれないの?」と口にした。「はっ?」と聞き返すと、彼は「いや、外でデートするときはいつも俺が出してるじゃん。君、俺にご飯おごる気ないの?」と続けた。
女性は「オッパ、私が家で作ってるご飯はご飯じゃないの?食材タダじゃないんだけど」と怒りをあらわにした。彼は「そういう意味じゃないけど、外でちゃんとしたご飯を一度ぐらいおごってもいいんじゃない?」とごまかした。
「あぜんとして言葉が出なかった。私が準備してきた料理はちゃんとしたご飯じゃなかったのか?」と女性は悔しさをにじませた。
この投稿には「ちゃんと教えてやらないとわからないよ。家で料理しても材料費かかるんだから」「こんなことで恩着せがましくなるなら、結婚して共働きしなかったら相手にされなさそう」「男って相手の努力や日常の価値に鈍感な時があるよね」などのコメントが並んだ。
(c)news1