
ソウルのマンションで、愛犬の排せつ物を片付けずに立ち去った飼い主が「漢字だらけの謝罪文」を掲示し、騒ぎを大きくする出来事が起きた。住民がオンラインコミュニティ「ボベドリーム」に経緯を投稿した。
問題は9月29日午後8時ごろ発生。エレベーター内で犬が排せつしたのに、飼い主はスマートフォンに気を取られていたのか処理せず、そのまま降りてしまった。
その後、子どもが排せつ物を踏むなど被害が広がり、入居者の苦情が管理事務所に殺到。警備員が清掃に当たった。
翌日、管理事務所から連絡を受けた飼い主はエレベーターに謝罪文を掲示した。しかしその文面には「入居者諸位貴下」など漢字が多用され、形式ばった印象を与えるものだった。
投稿者は「反省の色はなく、体裁を取り繕おうとしただけの内容で誠意が感じられなかった」と不満をつづっている。
ネット上でも「謝罪文は分かりやすく書くべきで、漢字だらけは嫌がらせのようだ」「知識を誇示しているのか」といった批判が殺到した。
一方で「『入居者諸位貴下』は相手を敬う表現だ」「漢字教育を受けた世代では」と理解を示す声もあった。
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