2025 年 3月 4日 (火)
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性的支配を“ネタ”に?…韓国ユーチューバーの問題動画が物議

SNSのスクリーンショットより(c)news1

性的接触を図る目的で、大人が子どもに優しく接し、手なずける――この「グルーミング犯罪」を連想させる動画を、韓国のある男性ユーチューバーが公開し、批判の声が集まっている。

チャンネル登録者数38万人のユーチューバーが最近、「社長とモーテルに行く時」というタイトルの動画を投稿した。このユーチューバーがふんする飲食店の“社長”が、アルバイトの女性とデートする場面を再現したものだ。

“社長”は「なんだか体調が悪そうだけど大丈夫?」と言ってアルバイトを店から連れだし、モーテルの前へ。「こういう時は休まないと」と誘い、アルバイトが怖がっても、「何が怖いの? どうしてそんなこと言うの?」としつこく迫る。

その後、“社長”は「何が初めてだよ。純情ぶるな」と怒りをあらわにしたかと思うと、優しい声で「違うんだ。俺はお前と結婚するつもりなんだ。じゃあ、ついてこい」と揺さぶりをかける――といった具合だ。

モーテルに入る時、社長は「今日、お前を守るって誓うよ」と喜び、フロントでモーテルの利用料を交渉する場面で動画は終わる。

ネットユーザーは「子どもが見ないように通報しなければならない」「まるで性犯罪を疑似体験させられた気分」「女性の恐怖が男性にはユーモアとして消費されるのがこの国の現実か」など強い批判が相次いだ。

(c)news1

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