2025 年 1月 3日 (金)
ホーム社会忘年会シーズン、韓国人にとって酒の「適度な量」とは、いかほどか

忘年会シーズン、韓国人にとって酒の「適度な量」とは、いかほどか

ソウル市内のある大型マート(c)news1

「適度に飲んで帰るよ」。忘年会が増える年末によく聞く言葉だが、韓国人にとって「適度」とはどれくらいの量を指すのだろうか。

統計庁によると、韓国の15歳以上の1人当たり年間純アルコール消費量は2021年7.66リットルだった。純アルコール消費量とは国税庁が酒類製造業者から申告を受けて集計した酒種別出荷量に基準度数を掛け合わせて算出したものをいう。

一般的な50ミリリットルの焼酎グラスに1杯当たり約8gの純アルコールが入っているとして計算すると、1人当たり年間約958杯の焼酎を飲んだことになる。

世界保健機関によると、2019年の世界平均年間アルコール消費量は5.8リットル。日本は7.1リットルで、韓国は8.7リットルだった。

飲酒で死亡する人も多く、統計庁が公開したデータでは、韓国のアルコール関連の死亡者数は2021年4928人。1日平均13.5人が酒のために命を落としている。

ソウル大学医科大学国民健康知識センターは「健康への害を最小限に抑えるには、酒席を週1回以下、純アルコール摂取量で男性は1日40g未満、女性は1日20g」としている。

焼酎で換算すると、男性は5杯以内、女性は2.5杯が望ましいということだ。

(c)news1

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