韓国・平沢市(ピョンテクシ)に住む会社員が宝くじ「スピット2000」で1等に当選し、購入を勧められた同僚も同じく1等に当選する奇跡が起きた。
韓国の宝くじ販売会社「同行(ドンヘン)宝くじ」の公式サイトにこのほど、「スピット2000」第57回1等当選者である会社員の当選後記が掲載された。この会社員は平沢市内の宝くじ売り場で「スピット2000」を購入し、1等賞金10億ウォン(約1億1000万円)を当てたという。
会社員は「まず職場の同僚と会社の近くの宝くじ売り場で冗談半分に宝くじを買った」とし、「5枚のうち1枚で2000ウォン(約220円)が当たったので、その日のうちに交換するため再び売り場を訪れた」と語った。
売り場で当たりくじを新たな「スピット2000」と交換し、その場で確認したところ、1等10億ウォンが当選。同僚に「この宝くじは1等が連番になっているので次の1枚を急いで買え」と提案。同僚がすぐに購入し、1等10億ウォンを当てたという。
「スピット2000」は1等当選券が2枚連続で配置される仕組みになっている。会社員は「同僚と10億ウォンずつ当選できて本当にうれしい。当選金は住宅購入や借金返済に使う」とコメントした。
オンラインコミュニティでは「こういう寛大さが幸運を呼ぶ」「自分がその場にいたら同じことをしたかもしれない」「同僚にとって一生感謝すべき出来事だ」などの反応が寄せられている。
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