2024 年 11月 27日 (水)
ホーム政治屋外マスク解除でもマスク携帯は必須…公共機関では引き続き「義務」

屋外マスク解除でもマスク携帯は必須…公共機関では引き続き「義務」

先月29日、慶尚北道の嶺南大慶山キャンパスの造形物にマスクがつけられている©news1

韓国で2日から屋外マスクの着用義務が解除される。ただ、しばらくはマスクを持ち歩く必要がありそうだ。室内では依然、着用が義務づけられるためだ。特に公共交通機関はマスクなしには利用できず、マスクを持たずに外出すれば慌てることになる。

保健福祉省によると、屋外でも50人以上が参加する集会参加者と、50人以上が見る公演や、スポーツの観戦など、飛沫による感染の危険性が高い場所では、引き続きマスクの着用が義務付けられている。それ以外の屋外では、着用義務が解除され、自主的にマスクを着用することになる。

今回の措置により、違反した場合の罰則(過料10万ウォン)もなくなり、マスクを着用するかどうか、国民が自主的に選べるようになった。

一方、室内でのマスクの着用義務は依然として有効だ。防疫当局によると、室内とは、バス、タクシー、列車、船舶、航空機、その他の車両などの運送手段、建築物と、四方が閉鎖され、外部と分離されたすべての構造物を意味する。

コロナ対策を担う疾病管理庁のチョン・ウンギョン(鄭銀敬)庁長は先月29日のブリーフィングで「この6週間、感染者の減少傾向が続いている。室内での感染の危険度が屋外の18.7倍に上る点などを考慮した措置だ」と説明している。

韓国政府は先月15日の段階で、ソーシャルディスタンス調整案を発表し、屋外でのマスクの着用について2週間の防疫状況を見て決定すると発表していた。

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