韓国のユン・ソンニョル（尹錫悦）次期大統領は28日午前、政権引き継ぎ委員会の応接室で、日本の相星孝一・駐韓国大使と面会した。ユン氏は「韓日関係は未来志向的に必ず改善され、過去のように良好な関係が直ちに復元されなければならない」と強調した。
ユン氏は「お互いに意見の違いがあり、一見わかりにくいような問題もある。だが、本気度を持ってお互いにコミュニケーションを取り、対話するならば、私はそんなに難しい問題ではないと思う」と述べた。
また「両国の政治指導者や官僚、国民が強い力で韓日両国関係を未来志向的に強く推し進めれば、他の問題が難しくなると思うが、対話を通じてうまく解決できると確信している」と述べた。
ユン氏は「大使は今回が3度目の勤務なのか。公使もされたし。公使の前には参事官も務め、韓国の専門家なんですね」「私が当選した時、直ちに岸田文雄首相がお祝いのメッセージを送ってくださり、直接電話もしてくださった。本当に感謝した」と述べた。
相星大使は「当選、心からお祝い申し上げる」と祝意を述べたうえ「岸田首相とユン次期大統領の電話会談は、非常に良い雰囲気の中で進められ、私たちとしても頼もしく思っている」と韓国語で応えた。
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