2024 年 12月 1日 (日)
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尹錫悦氏「執務室を龍山国防省庁舎に移転」

19日午前、新しい大統領執務室の候補地であるソウル市龍山区(ヨンサング)の国防省庁舎を見た回るユン・ソンニョル(尹錫悦)次期大統領©news1

韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)次期大統領は20日午前11時、政権引き継ぎ委員会事務室が設けられたソウル市鍾路区(チョンノグ)の金融研修院で記者会見を開き、大統領府(青瓦台)の執務室を龍山(ヨンサン)国防省庁舎に移転すると明らかにした。既存の大統領府は、任期開始日(5月10日)に開放すると述べた。

ユン氏は国防省への執務室移転について「龍山国防省と合同参謀区域には国家安全保障指揮施設などが備えられているため、青瓦台を市民に完璧に返すことができる。警護措置に伴う市民たちの不便もほとんどない。龍山地域は既に軍事施設の保護を前提に開発が進められてきており、青瓦台が移転しても追加的な規制はない」と強調した。

加えて、「何よりも今年から周辺の米軍基地の返還が順次予定されている。速やかに龍山公園を造成して国防省庁舎を執務室として使用することができ、国民とのコミュニケーションができる。国防省が合同参謀庁舎に移転する問題には多少の困難はあるが、可能だと判断される」と指摘した。

ユン氏は当初公約した「光化門執務室」については「警護により、光化門の近隣住民の不便が非常に深刻であると考えた。青瓦台の一部施設の使用も避けられないため青瓦台を市民に完全に返すことが難しいと判断した」と説明した。

さらに「青瓦台空間の閉鎖性から抜け出し、常に国民と意思疎通を図りながら国民の意思をしっかり受け止めることを約束した」とも強調した。

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