韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が8月1日から夏休みに入る。新型コロナウイルス感染の再拡大とグローバルの複合危機など韓国内外での状況は厳しいが、内需拡大という観点からも全省庁の公務員の積極的な休暇を促すという。
ユン大統領は夏休みの間に政局構想を練り、9月の通常国会が始まる前に国会議長団と晩餐を開いて、危機克服のためのガバナンスに本格的に着手するとみられる。
大統領室の主要関係者は25日、大統領主宰の首席秘書官会議でユン大統領の指示事項について「大統領室の職員はもちろん、公務員も休暇を取るべきだ。そしてエネルギーを充電し、内需の活性化を促すという大統領の要請があった」と伝えた。
ユン大統領の休暇期間と休暇の場所は確定していない。当初、慶尚南道(キョンサンナムド)の猪島(チョド)を休暇地として検討したが、最終決定はされていない。
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