国連総会出席のため米ニューヨークを訪問中のユン・ソンニョル（尹錫悦）韓国大統領は21日午後（日本時間22日未明）、岸田文雄首相と約30分間、略式会談を開いた。日本メディアは「会談」ではなく「懇談」という用語を使っている。
大統領室副報道官によると、両首脳は、この数年間、硬直していた日韓関係について改善の必要性について共感し、これを解決するために努力することで一致した。
また、自由民主主義と人権、法治など共有している普遍的な価値を守るため、両国が国際社会とともに連帯することで共感し、協力していくことにした。
さらに、北朝鮮による核兵器法制化、7回目の核実験の可能性などへの深刻な憂慮を共有し、これに対応するために国際社会と緊密に協力していくことで意見が一致したという。
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