2025 年 5月 26日 (月)
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尹前大統領「内乱裁判」めぐり対立…保守派「尹錫悦氏を再び」 vs 革新派「内乱勢力の清算」訴え

5月3日、ソウル・瑞草洞の大法院前で開かれた第138回「ろうそくデモ」(c)news1

韓国大統領選挙まで残り10日となった5月24日、ソウル・瑞草洞(ソチョドン)にある中央地裁周辺では、ユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領の支持者と反対派がそれぞれ大規模な集会を開き、鋭い対立を見せた。

午後2時には、保守系のユーチューバー「ベラド」らが主催する「ユン前大統領応援集会」が地下鉄・瑞草駅付近で開催され、主催者申告では5000人が集まった。

保守団体「新自由連帯」のキム・サンジン代表はステージに登壇し、「26日に法廷に出廷する大統領(ユン前大統領)を助けてほしい。数の力で裁判所に圧をかけ、再び地下通路から入廷させるような状況を作ろう」と呼びかけた。

さらに「世論戦で劣勢にある」とし、「体制内には期待できない。国民の力の改革運動が必要だ」と訴えた。

この日の参加者たちは「ユン・アゲイン(再びユンを)」や「ユン大統領を愛しています」といったスローガンを連呼した。

一方、午後4時には進歩系団体「ろうそく行動」が、地下鉄・教大駅近くで「司法府糾弾集会」を開催した。こちらは5万人が参加申告されており、圧倒的な規模となった。

「ろうそく行動」共同代表のキム・ミヌン氏は「内乱の首謀勢力が不正選挙工作をしている。今回の大統領選は内乱勢力を清算する選挙だ」と強く批判し、有権者に投票を促した。

また、「民生経済研究所」のアン・ジンゴル所長も「圧倒的な投票で内乱勢力を裁こう」と訴えた。

集会の後、参加者らは新論峴駅までデモ行進をした。

(c)news1

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