韓国租税財政研究院は5月30日に発表した「財政フォーラム2024年5月号」で、少子化打開のための「秘策」として女子学生の1年早期入学に言及した。
この資料には男女間の発達速度の差を考慮して女子学生を1年早く入学させれば、より多くの「適齢期カップル」を作り出すことができるという提言が掲載された。
研究院は男性のほうが女性より発達程度が遅いと指摘。女性が早期入学すれば、適齢期の男女がお互いの魅力を一層感じるようになると分析した。
結婚の意志そのものを高める政策が必要だという指摘も出た。研究院は結婚によって税制、財政など婚姻による不利益を調整し、結婚すればより多くの恩恵が受けられる方法を提示した。
ただし、女子生徒の早期入学が実質的にカップル増加に寄与するかどうかをはじめ、具体的な数値や効果などの客観的な資料提示はなかった。政府機関のこのような提言は議論を呼びそうだ。
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