授業中に騒いでいた小学生を、同じクラスの友達に「殴れ」と指示したとして、児童虐待犯罪の処罰などに関する特例法違反などの罪に問われた韓国忠清南道(チュンチョンナムド)洪城(ホンソン)の小学校教師(60)に対し、大田(テジョン)地裁は7日、1審の懲役8カ月、執行猶予2年を破棄し、懲役1年、執行猶予2年を言い渡した。
判決によると、この教師は2020年1月7日、担任を受け持っていたクラスで、ある児童が友人たちと騒いだとして、その児童らを教室の床にうつ伏せにさせ、同じクラスの15人に児童の背中を殴らせるなどの身体的・情緒的虐待行為をしたとされる。
この教師は同年9月4日、京畿道(キョンギド)平沢市(ピョンテク)で飲酒運転をしてワゴン車に衝突し、4人にけがを負わせた罪もあわせて量刑が言い渡された。
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